後味の悪い最終戦

勝ってチャンピオンを獲得したロレンソが
影の薄いこと・・・

話題が集中したのはやっぱりあの問題。

ロッシが言うマルケスがロレンソを擁護している。問題。

個人的に観ていて不思議に思った事を書いてみた。

前戦でロッシに対してあれだけ絡んだマルケスが
最終戦ではロレンソを抜けそうな位置にいながら
一度も抜くことはなかった。
元々ガンガン行くタイプのライダーだから
見ている方もいつ仕掛けるのだろう?と楽しみにしていたのに。
順位次第でチャンピオン争いが面白くなるからね。
それなのに一度も絡まなかった。
ペドロサが抜きにかかったから前と離れてしまったという
説明をしたそうだけど、それ以前に十分に抜くチャンスがあった様に見えた。

過去にもこういった接戦になった時
チームオーダーでサポートする事はありました。
でもそれは同じメーカー内での事だったよね。

このレースを見て
「ホンダのエースがヤマハのケツ持ちした」という人まで。
確かにそう見えるトップ争い(実際には争っていない)内容。

2位になったマルケスが表彰台に上がる時
スペインなのにブーイングが起こってた。
映像を見ると、黄色系ヤマハのファンがやっている様にも見えたけど。

前代未聞の後味の悪さ。
これが2015年シーズン世界最高峰のレースの締めくくりだった。

ロッシは処罰を受け最後尾からスタートした。
1つのレースとして見たら最高に盛り上がるレースのはずなのに。
ロッシがピットへ戻ってきた時、クラスやメーカーチーム関係無く
みんなが出てきて出迎えて、関係者がロッシを讃えていた。
そのシーンをみて感動してしまったよ

もう余計な事は言わない方がいいんじゃないか?とも思うけど
もしかすると誰かが言わないと止められない事態なのかもしれない。
そんな風に勘ぐってしまった。
全て個人的な感想ですけどね。


画像は日本GPで撮ったマルケスのピット。
もてぎでは目立つ所がなかったな・・・

 

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