すでにチャンピオンが決定しているMotoGPクラス
最終戦までもつれ込むと思っていたら
前戦のフィリップアイランド(オーストラリアGP)でペドロサが転倒し
ロレンソのチャンピオンがあっさり決定してしまった。
オーストラリアにはヤマハのお偉いさんやロレンソのファンクラブが
駆け付けておらず、誰もが最終戦で決着が付くと予想していたのではないかと
話題になっていましたね。私も最終戦で決まると思っていたよ
最終戦はバレンシアGP(スペイン)
スペイン人のペドロサにとってもロレンソにとっても
勝ちたいサーキットだっただろうね。
最後のレースになるストーナーも勝ちたかったはず!!
決勝日は雨が降ったり止んだりのびみょーな天気。
MotoGPクラスがスタートする時は、路面が乾いているのか乾いていないのか
中途半端な状況で、スリックタイヤのライダーとレインタイヤのライダーが・・・
スタート前のウォームアップ走行を終える時
スターティンググリッドには着かずにピットへ入り
タイヤの違うマシンに乗り換えたライダーが4人。
その中にポールポジションのペドロサもいましたよ。
ペドロサ・クラッチロウ・バウティスタ・ヘイデンがピットからとなり
グリッドでいうと1、4、7、8のライダーがごっそりいない状態。
スタートすると
グリッドの事情で前3台がいなかった
4列目、予選10番手のエスパロガロ(兄)がなんと2位で1コーナーへ。
その後トップに出たエスパロガロ
CRTマシンがMotoGPマシンを抑え数周に渡りトップを走行するという
めったに見られない貴重なシーンが見れました(笑)
その後はスリックタイヤを履いたMotoGPライダー達が
上位を走行するのだけど
ピットからスリックタイヤでスタートしたペドロサが
徐々に追い上げ、気がついたら6位まで上がっている。
前2台がピットに入り、自動的に4位へ。
そこから一気に前を抜き去り2位まで上がった。
トップを走るロレンソへ出たピットサインは
「ペドロサ +2.6」←実際にはカタカナじゃなかったけど。
スタートする時には隣に居なかった人が
追い上げの走りで2.6秒後ろまで迫っていると思ったら
焦るでしょうね。。。
ロレンソの真後ろまで追いついたペドロサはその後のミスで
離されてしまうけど、今度はロレンソがミス。
ロレンソは派手に転倒してしまったよ。
ペドロサは無理のない抑えた走りで1位でゴールした!!
そし2位にはナ・ナ・ナント
代役で参戦していた中須賀選手が入ったよ~!!
はじめからスリックタイヤでスタートした中須賀選手は
しっかり上位に付けて2位までポジションアップ
途中、抜かれるシーンもあったけど、上位ライダーの転倒もあり
中須賀くんは2位でゴールした。すごい!!!
ウエットな部分が残る路面で転倒者が多かっただけに
最後は、転ばないようにと、祈る気持ちで見ていていたよ。
3位に入ったのはラストレースのストーナー
レプソルホンダのライダーと一緒に上がった表彰台は
どんな景色が見えたのでしょうね?
2012年の最終戦
後味の良いサイコーなレースでの締めくくりでした
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